永遠の昔から未来までずっとこの世に存在しているお釈迦様の意味であり、それは実際に歴史上存在したお釈迦様(ゴータマ=シッダールタ)を意味するのではなく、この世に存在する法華経の教えの原理そのものを意味する。
すなわち、法華経の教えの原理自体はずーっとこの世に存在しており、その原理が御本尊となっている。
本山では、日蓮大菩薩像の後ろにある、青地に金文字で「南無妙法蓮華経」と書かれたものが御本尊たる久遠実成本師釈迦牟尼佛である。法華経の原理そのものなので、「南無妙法蓮華経」の形で表されている。